前回の妊娠報告後、
クリニックへ確認に行ってきました。
アヤセです。不妊治療専門院に転院してから、初期スクリーニング及び夫の男性専門不妊治療院での検査が終わったので、さて来月から体外受精の準備をしましょうって段階で、奇跡的に授かることができたっぽいので、クリニックへ行ってきました。
と言う事で、今回はその妊娠確認の為にクリニックへ行ったお話です。
また、
不妊の筈なのにどうやって自然妊娠したんじゃい!!
と疑問だったので、医師に確認し
3つの仮説
を立てて貰ったのでそれもご案内致します。
\前回の陽性確認時レポートはコチラ/
妊娠を確認しにクリニックへ行ったタイミング
自宅で陽性確認が出来たらクリニックに来るようにと、現在通っている不妊治療専門院では言われていたのでそのようにして行ってきました。
因みに、クリニックへ行くタイミングについて、
6Wで行ってきました。
アヤセが陽性確認したのが5W目で、その頃って一般的にまだ嚢胞確認できるか、もしかしたら出来ないか位の状態なのが一般的らしいですね。
妊娠してから急いでクリニックに行っても「嚢胞見えないね~また来てね」と言われることもアリ、それだとお金払って不安が増すだけなので、もう1周待つ事に。
6Wなら嚢胞は絶対確認できるだろうし、胎芽も出ているだろうし、成長が早めならあわよくば心拍確認が出来るだろうと踏んでたので、そのタイミングにしてみました。
さすがにここまでして中の人いなかったら諦めるしかない。
胎児が育ちすぎる前にクリニックに行った方が良い
因みに、この6W以降まで嚢胞確認を待つのは逆に要注意で💦
子宮外妊娠をしていて卵管で胎児が大きくなってしまうと、卵管破裂して
最悪自分が死にます。
なので、自己判断でも5Wか6Wには必ず行く方が良いです
・・・とはお伝えしておきますね。
子宮外妊娠をするのは妊婦全体の1%程度らしいですが、100人に1人の数字は多くは無いけれど決して少ないケースとは言えません。
一般的にはたくさん出血するのと腹痛症状が出るのでわかるそうです。但し、出血も痛みもなくいきなり破裂するケースもあるので油断はできません。
アヤセも子宮外妊娠をしていないか、不安になり検索を行いました💦
特にアヤセは今回「閉塞している」と医者に言われていた右卵管側からの排卵と診断されていたので、余計心配に。
⚠詰まりかけの卵管側での排卵だと、卵管内で受精卵が道に迷ったまま着床することがあるので子宮外妊娠の可能性が高くなるよと、前のクリニックから言われていたんです。
ドキドキしながら行ったクリニック確認
実は妊娠していなかったらどうしよう、子宮外妊娠だったらどうしよう・・・
そう思いながらも粘って6W経った頃にクリニックに行ってきました。
結果としては
無事に正常妊娠していました✨
※以下エコ―写真が出ますのでご注意。
あ、ちゃんと嚢胞確認できますね妊娠してます♪
と、お医者さんから言われると「喜びの涙」を見せる一幕が来るものかなと思いましたが💦子宮外妊娠していまいか心配で仕方がなかった自分にとっては「ホッとした」という感想が一番でした。
いつも通り、例の椅子に座って経膣プローブでエコーお!!居ましたいました!
中の人!
嚢胞と胎芽、そして見えにくいですが心拍も確認が出来ました。
ちゃんと子宮にへっついてました。
お前が我が子か!
思わず先生に
「ちゃんとしたところについてますか?」と聞いちゃいましたが
「勿論」と返されました。
ひと安心です💦
ただ「心拍もありますね~見えますか?」と先生に言われて指先を見たのですが💦
残念ながら素人のアヤセには良く見えませんでした💦まぁ医者が言うなら間違いないだろう位(ダメなヤツ)で流しちゃいました。
6W目のエコ―の見方
この日に渡されたエコー画像がコチラ。
どちらも大体同じ写真ですが、上は普通に撮影したものと下は長さを計測した画面のスクショです。
因みに、6Wでも心拍確認できるかどうかは人によるそうなので、アヤセはたまたま見られただけです。6Wで見られない人も7W~8W頃には見られるそうです。
わけわかんないと思うので見方はこんな感じ黒くてでっかい丸●が嚢胞で、4W~5Wではこれしか見えない場合が多いですね。
その中にある2つの粒が胎芽と栄養。
で、もう一度説明のない写真栄養部分が頭かなと思ったら、細長いのが胎芽で既に頭と体に別れていて、真ん中が心臓と言われました。しばらくはその横にへっついている栄養を吸って大きくなるそうです。
んで、それが終了するまでに胎盤形成を行って本格的に母体から栄養を吸収して行く流れになるのだとか。
この日確認できた胎芽の大きさは7.4ミリほど。
6W2dで訪れたのですが、6W6d相当の大きさがあったそうです。
※画像逆かもwwスミマセン
アヤセどうやって妊娠したの問題
無事に妊娠が確認できたので、それは良かったのですがここで気になるのが
アヤセどうやって妊娠したの?
って問題。
妊娠できたんだから、何でもいいじゃん!とも思いますが💦
「あなたは自然妊娠が難しい方体外に移行しなさい」とまで言われて転院、お金も時間もかけたのでこのまま引き下がるのは悔しいので確認してきました。
※実際体外受精までは踏み込めていないので、かかったお金はまだ常識の範囲内ではありますが。
アヤセが不妊専門治療院に通う理由は3つ
- 通常のクリニックで11ヵ月タイミング指導でも妊娠しないため
- アヤセの卵管が片方又は両方閉塞している疑いがある
- アヤセの夫の精子の活動が宜しくない数値が出ている
暫く通った普通のクリニックでこのように判断され、転院することになりました。
そして転院先の不妊治療専門院でも
- 右卵管の捻転(または閉塞)
- アヤセ夫の精子運動率21%と正常形態率1.5%
との診断が下されて、この状態では「自然妊娠は難しい」と言われました。
医師からは「この数値ではAIHしても見込みがないので当院では行いません」とまで言われています。※シリンジなんてもっと確率低いですねとも言われています。
更に、数値が悪すぎるので「男性専門の不妊治療専門院」にも紹介状を貰って行き、更にお金をかけて検査も行いました。
ここまで「あなたたちは妊娠しません」と言われて、
じゃぁ体外受精に進みましょう。
と腹をくくった矢先に妊娠したものですから、
どんな奇跡でございましょう?
と思うのは自然な流れですよね。
と言う事で、先生に質問。
医師が立てた3つの仮説
妊娠とはある意味奇跡であり医師だって神様じゃないので「コレが確実な理由です」とは言えない事は承知しています。
そう言った事も伝えつつ、その日担当して下さった医師から3つの仮説を立てて貰いました。
- 閉塞しているように見えた卵管が実は普通に使えた
- 右卵巣の卵子を左の卵管が偶然ピックアップした
- 左の卵子が気まぐれで出てきた
仮説1:卵管使えた
コチラはアヤセの卵管造影写真。
ちょっと見にくいですが向かって左側が、例の詰まってるとか閉塞してると言われた右卵管です。
造影剤が抜けなくて、ウインナー状にクネクネしてる像が見えると思います。水腫とも言われたような・・・。この像により右卵管は捻転していて正常に機能していないと言われたんですね。
当日の担当医曰く、もしかしたら
個性的な形をしているだけで普通に使える状態にあったのかもしれない。
との事。
まぁ実際造影剤自体も通ってはいるので、詰まってるわでじゃなかったのかもしれませんね。
って・・・
詰まっているとか閉塞してるって言ったのはお宅の院長と息子先生ですがなw
仮説2:左卵管がピックアップした
右の排卵は右卵管から、左の排卵は左からと思いがちですが、そうでもないそうです。
卵巣と卵管は繋がった臓器ではなくお腹の中で無造作にぶら下がっている状態にあるそうで、たまたま近くにある卵管が卵をキャッチするのだとか。
と言う事で、今回はたまたま右卵巣に合った卵子を正常な左卵管がキャッチした可能性もあるとの事。
信じられませんが、そう言う事らしいです。
仮説3:実は左から排卵した
排卵は基本的に1周期1個で、それ以上は無いそうですが、
実は毎周期卵胞自体は左右に複数個出来るそうで、そのうちの一番大きく育った1個が排卵されるのだとか。卵胞は14ミリ~18ミリほどあれば排卵できるので、クリニック確認で右排卵と診断されましたがたまたま左の卵胞が排卵されたって事もあるのだとか。
卵子1個と精子1匹さえいれば妊娠の可能性は捨てられない
今回の件で、夫の精子についてWHOの下限値よりも低い数値の精子で何で妊娠するのか、と言う事も聞いてみましたが、基本的に卵子と精子が動いてる限りは可能性はゼロではないとの回答をいただきました。
さんざんあなたは不妊ですとか、AIHもできない数値ですとか言われてきて落ち込む日々を過ごしましたが、言われた通り可能性は0ではなかったようです。
可能性はとっても低い事自体は変わらないので、お医者さんとしては「妊娠できますよ」と励ますことは出来なかったと思うし、様々な例を以て人工授精や体外受精の方が可能性が高いとの経験をお持ちなのだろうから・・・責める気もありません。
つまり
妊娠と言うものは奇跡
問題なくても難しい人も居れば、問題があっても舞い降りて来てくれる事もある。
それが妊娠なのでしょう。
今回は右排卵だから意味ないよね~なんて諦めず、可能性を信じてダメもとでもやってみて良かったと思います。
期待するとガッカリしちゃう・・・だから期待はしていなかったのだけど。
それでも1ミリでも行動してみた自分と、
起こった奇跡に感謝です。
実はね、右排卵だから子宮外妊娠の可能性もあるって夫には伝えていて、だったら何で今回タイミングをとったんだ!危ないじゃないか!
とも怒られました。それでも、妊娠の可能性を捨てたくなくて死ぬ覚悟で試していたんですね。
まとめ
妊娠5Wでの自宅チェックから暫くして、6Wでクリニックに行ってきました。
様々な障害を前提に心配もしましたが、
正常な妊娠を確認できました。
次の週に成長と心拍を確認出来たら、晴れて不妊治療専門院は率院となります。
暫くは卵のスペック次第で生死が決まるらしいので、不安も多いですが、考え過ぎないようにしながら元気に乗り切りたいと思いました。
今回の診察費用
さて今回の診察費用はコチラ💰
エコー確認をして、中の人の生存確認と胎嚢の写真を貰った費用は
¥6500
でした。
いつもの排卵診察だと¥2000前後だったので💦
お高いって感じちゃいました💦
良く見ると自費って書いてあるので・・・
つまり妊娠した途端に概ねすべてが自費になるようです。
ひぇぇw
ミッション:率院までに普通のクリニックと産院を決定せよ!
次回成長と心拍が確認で来たら率院なので、その間に
検診のクリニックと産院を決めておいてくださいね。
と言われました。
想定してなくてビックリしましたが、不妊治療院は妊娠した時点で率院。
検診は普通のクリニックで行うので紹介状書きますよとの事。
また、人気の院だと妊娠8Wほどで分娩台予約が埋まってしまうそうなので早めにチェックしておいた方が良いそうです💦💦
慌てて病院選びに奔走する感じになりましたが、この辺りはまたいずれ・・・。
\我が家で授かったのはシリンジ法/