ちょっと前、妊娠中期に差し掛かった折に急性胃腸炎になりまして💦
それはそれは大変な思いをしました・・・
妊娠中の体調不良って、自分だけの体じゃないので命に係わる心配もしてしまいますよね。
と言う事で今回は、急性胃腸炎になった体験とその対処法そしてアヤセの経過状況について語りたいと思います。
妊娠中の急性胃腸炎
妊娠中は普段の体調とは違い、様々なトラブルに見舞われる事もあります。
急性胃腸炎も例外ではありません。
ウイルス性胃腸炎は数時間~24時間くらいで急激に体調を崩し、下痢や嘔吐を繰り返します。(しかも激痛(-_-;))
つわりでも嘔吐をしますが、そのような症状と違い急に痛みと共に全部出てくるのが特徴です。
アヤセも実は過去2回位かかっていて、とにかく急にお腹が痛くなって嘔吐と共に中身が全てで尽くしてもなお痛みと排泄が続きました。
も・・・もう何も出ないよ
うぅ・・・おトイレ・・・
前世で何か悪いことしましたか?って位の痛みと絶望感を味わいながら、とにかく難が去って行くのを待つ感じ。とにかく排泄が続くのでウッカリ寝てられないのも苦しいところです。
ウッカリ眠ると急な排便に襲われて酷い事になります。
まぁ寝られない位痛いんだけどね。
急な腹痛!夜中だし病院はどうしよう?
胃腸炎になるととにかく激痛が走るので、妊娠中は特に慌ててしまいます。
『死ぬかも』とか頭によぎるので、とにかく冷静な判断が出来なくなったりもします。
それが夜中にもなると、病院もやっていないのでなおさら判断に困りますよね。
さてそんなときに、救急車を呼ぼうか?とも頭をよぎります
家族が周りにおらず意識を失いかけるようであれば、勿論救急車をその場で呼んでしまった方が良いかと思いますが、そうでないなら『#7119』にかけるのがオススメです。
急な腹痛と、目の前の視界も危うくなったので本当
「何が起きたんだ?」ってパニックです。
今から考えれば「胃腸炎」ってすぐわかるんですけど、と言うか胃腸炎自体が胎児にどう影響するかわからなかったし。
#7119とは
『#7119』とは救急安心センター事業の電話番号で、
急な病気やケガで救急車が必要か判断に迷う時に専門家からアドバイスを受ける事が出来、必要な指示が貰えるサービスです。
今回のように急な腹痛だけど救急車を呼んでよいか迷うようなとき、役に立ちます。
「こんな症状なのに救急車呼んで良いの?」
「すぐに対処した方がいいのかな、朝まで待っても死なないかな」
と言うような、不安になった時にすぐにでも連絡してしまうのが良いですね。
#7119にかけてみた
アヤセも腹痛が深夜に起きてしまったので、明け方4時くらいに判断がつかなくて困ってしまい電話をしました。
【かけた内容】
- 現在の症状(腹痛・嘔吐等・めまい・意識の有無)
- 痛みの部位(胃腸なのか子宮なのか、わからなくてもOK)
- 何時から起きたか
- 熱の有無
- 妊娠中
- 子宮の状態(硬いか硬くないか)
状況を伝えたところ、救急車の手配については案内されませんでしたが妊婦と言う事もあり早めに救急外来へ行く事をおすすめされました。
この際24時間受け付けのある病院で、内科消化器科、婦人科の準備があるか等の説明と共に幾つかの医療機関を案内してもらう事ができました。
受け入れてくれるとは限らないけどね・・・
で、結局身体の様子を見ながら案内された医療機関にかけてみました。
ただ、「診療時間になってから来てもいい」とのお返事でした。
#7119相談の旨は伝えましたが、説明内容から緊急性は無いと判断されたようなので「今来ても大した確認もできないから、●時の診察開始に来てください」と返されてしまいました。
#7119の判断と病院の判断が違うって事もあるんですね、念のため2件電話をかけてみましたが、2件とも病院側の判断は「診察開始時間からで」との返事でした。
2件のお医者さん判断であれば(何科の担当かわかんないけど)大丈夫だろうって事と、お腹の中身は概ね全て出尽くしたので状態が安定してきたのもあり、指示通り診療時間まで自宅で頑張ってから病院へ行く事にしました。
因みに、事前にエンジェルサウンズで赤さんの心拍は確認出来ていて、問題なく鼓動も聞こえたのでそういった面では安心できました。
妊娠中期にかかって胎動を感じていても、こんな時にエンジェルサウンズがあると安心しますね。
アヤセが診察を受けた病院
今回アヤセは知人の紹介で東京品川病院へ(旧東芝病院)行ってきました。
東京品川病院は大井町駅から徒歩10分ほどの所にあり、多くの病床を抱える品川区ではトップレベルに大きな病院です。
※但し紹介状がないと新規診察費2千円ちょっとかかります。(かかりましたw)
この病院では消化器科も産科もあるので、今回のようにいっぺんに確認するなら便利です。なので、院長先生(消化器科)の診察に加え、胃腸のエコ―と産科のエコ―を同時に受けてきました。
エコー自体は消化器エコ―と産科エコーと別々に受けました。
消化器エコ―では、妊婦を見る事はあまりないようで。消化器内が無事であることが確認できたらちょっとだけ赤ちゃん見せて貰えました(と言うか先生がちょっと見たかったっぽい)
そして念のため産科で赤ちゃんの様子確認と、子宮頚管の確認を行いいずれにしても問題なしとの診断を受けました。産科から赤ちゃんのエコ―、メチャクチャたくさん貰えましたw
もはや頭部以外どこの部位かわからない感じですが・・・
胃腸炎診断結果と赤ちゃんへの影響
結局見込み通り
「胃腸炎」で間違いなし
との事で診断されました。
胃腸炎の場合だと
赤ちゃんへの影響や感染などはない
そうで院長先生も産科の先生もそのような回答をして下さいました。
深刻な脱水症や他臓器への影響がない限りは赤ちゃんへの心配はしなくて良いそうです。
これで一安心♪
で、胃腸炎の場合はウイルスが外に出て回復するのを待つしかない・・・ようなので、妊婦OKの痛み止めと整腸剤が処方されて終了となりました。
対処療法しかないんか・・・
あとは胃腸炎の場合は脱水症状を防ぐために、飲めるようなら水分をこまめに補給して消化に良いものから口にするように。との指示が出されました。
深刻な脱水症や他臓器への影響がない限りは赤ちゃんへの心配はしなくて良いそうです。
余談ですが痛み止めには安定のカロナールが処方され、整腸剤にはミヤBM。カロナールの摂取は2錠ずつの指定ですが妊婦だしなるべく控えようかなとちょっと摂取を怠ったら・・・腹痛で我慢できなくなり、結局しっかり摂取しました。
やっぱり痛い痛い!!
ミヤBMについては、摂取期間に体の水分調整がおかしくなって足がパンパンに膨れ上がりました。服用が終わったらスッキリ戻りましたが、副作用でこんなこともあるんですね。
気になる診療費
気になる診療費は
¥6,960
(^^;)保険外の(例の紹介状ないとかかるやつ)料金あったので、こんなにかかりました。
思わぬ出費に真っ青です、健康って尊いなぁ・・・
結局対処療法しかないのでもしまた次同じように胃腸炎かかったら、病院行く必要は無さそう。
胃腸炎の原因
さて今回の胃腸炎の原因ですが「わからない」と言うのが回答でした。
前日の食事内容を伝えたのですが、特に生ものでもないし特定できないとの事。
また、家にいても卵で感染とか生もので感染なんてこともあるから
結局はどこでも感染る
かかったら耐えましょう
ってな感じになるみたいです(^^;)
とはいえ、自己判断は危険なので何かあったらすぐに主治医に相談になりますが💦
我が家は夫が過保護()なので、「こんなのにかかるなら外出させない!!」と言いかけましたが、結局は家でも外でもかかると知り、そんな厳しい感じの命令は下りませんでした。
良かった良かった。
まとめ:妊娠中に急な腹痛になったら!
以上が今回、アヤセがかかってしまった急性胃腸炎についての経験談でした。
この経験から、急な腹痛の場合いくつかのポイントをご案内します。
【妊娠中急な胃腸炎にかかったら】
- 様子を見てかかりつけ医に連絡
- 夜中で診療がなく判断できなかったら「#7119」へ電話
- 夜間診療の医療機関へ電話相談
- 意識を失う前に救急車
- 家族に必ず知らせる(救急車呼ぶ前に倒れた場合を想定)
- お手洗いには鍵をかけない(助けに入るのが遅れる)
- こまめに水分を摂取(脱水症予防)
- 治まったら消化に良いものから摂取
胃腸炎と判断された場合は、とりあえず胃腸炎自体は直ちに赤ちゃんに影響あるわけではないそうなので安心できますね。(痛くて絶望は尽きませんが)
結局「#7119」が役に立ったかはわかりませんが、それでも夜中に一人で体調と向き合わなくて良いという事実だけでも安心につながるかなと思います。
さて、妊娠中であろうがなかろうが、トラブルってこれだけではないので一応「#7119」の存在は知っていても損はないと思います。
そんなところで、今回のお話はここまで。