35歳から自己流で妊活を始めて、どうにもうまくいかないなって事でクリニックの門を叩いた身です。
今回は自己流のタイミング法と、婦人科でのタイミング法の違いについて書きたいと思います。
個人の体調や病院によって指導内容が違うとは思いますが、参考になれば幸いです。
タイミング療法!自己流とクリニック指導の違い
妊活を行う際によく効くのが「タイミング療法」「タイミング指導」…略してタイミング。
タイミング法って何?って言うのは他のクリニックさんや専門家さんにお任せしますが💦
ざっくり言うと、排卵周期に合わせて受精の為の活動を行い、妊娠成功を目指すって行為です。
最も負担の少ない妊活方法として知られています。
タイミングのとり方
タイミングのとり方について、
タイミング法とは自然妊娠の手法で、基礎体温などの計測によって排卵時期を測定し、排卵タイミングに合わせて受精につながる行為を行います。
これはクリニックに行っても行かなくても行う事が可能です。
自分でタイミングを取る方法を2つ紹介
自分でタイミングを取る場合の方法を2つ紹介します🐰
先にご案内した通り、女性の月経サイクルと排卵予測は基本的に基礎体温表を見る事で確認することができます。
基礎体温表等と基準に、
適したタイミングで活動します。
基礎体温から予測する
女性の体温は排卵をすると高くなると言われているので、
体温が高くなる直前を狙います。
大体月経がはじまった日を1日と計算して、大体14日目頃に排卵します。
なので、生理後の日付と基礎体温表の体温からおおよその排卵日を測定します。
体調や体質によって周期も違うので一概には言えませんが、この周期のどこかで卵子と精子が出会うと、妊娠の可能性が高くなります。
逆に、排卵後や月経中は妊娠の確率は低くなります。
体調、体質によってその限りではありませんが妊娠を目的とした行為以外は特にエコに過ごしたいのであれば、不要な日程で頑張る必要は無いかなと。
大体、精子が射精が膣内で生存できるのが3日位と言われているので、排卵予定日前後1日おきに頑張れば妊娠の確率は高くなるものと言われています。
※参考資料は記事最下に記載アリ
1日おきにする理由について、よりよい精子を排出するためには1日~2日の禁欲をすると状態が安定すると言われています。
更に精度を高めたい人に、2つ目のご案内。
排卵検査薬を使用する
排卵チェックの精度を上げるために
排卵検査薬の使用もアリです。
排卵検査薬の仕組み
排卵検査薬の仕組みについて。
排卵検査薬は排卵直前のタイミングを知ることができ、妊娠制度を高めるために使われます。
薬品と言っても飲むものじゃなくて、妊娠検査薬のように尿検査でマーカーを表示させることで確認します。
詳しくは検査薬の会社や各クリニックで説明されてるので省きますが、排卵直前タイミングに必ず上がるホルモンに薬が反応するようになっています。
とりあえず
検査薬が反応したら
タイミングを取れば良いです
基礎体温だけでタイミングを測るよりグッと制度は上がるので、まだ使用していないようであれば一度試しても良いかもしれません。
※詳しい使用方法は各メーカーの説明書をご確認ください
上手に仲良し出来ない人は
余談ですが、
タイミングを取る際に上手に仲良くできない夫婦は
「シリンジ」法と言う手段もあります。
医院でも処方されますので、アリっちゃアリです。
自己タイミング法のメリットデメリット
自分でタイミングを取る場合のメリットとデメリットについてご案内します🐰
メリット
- 時間が抑えられる
- 費用が抑えられる
- 自分のペースで出来る
デメリット
- 精度はクリニックより劣る
- 『正解の基準』がわからない
- 相談相手がいない
のんびり始めたい人に
自己流で始めるのは、自分のペースで出来るので
フルタイムで働いていて
病院に行く余裕なんてない!
という人だったら、ここから始めるのがハードル低くて良いかなと思います。
クリニックの指導だと、待ち時間も長いし先生と対面しなきゃいけない、エコー検査もあるので他人と会いたくない、出来るだけ局部を夫以外に見せたくないって人は先ずはここからと言った感じ。
但し、あくまでも自己流になってしまうのでクリニックに行くより精度は落ちます。
思ったようにできなかった場合に「何が正解か」というのがわからず、落ち込むこともあります。
何となく始めたい人にはここから出良いと思いますが、
35歳過ぎて必ず子供が欲しい方は不妊治療専門医に突撃するのがオススメです。
クリニックでのタイミング指導
クリニックでのタイミング指導の基本は、先に不妊一般検査の一通りを行い、疾患が見つかれば治療を行ってからの開始になります。
やり方は先ほど自己タイミングでご案内した内容と一緒で『基礎体温表』と『排卵検査薬』で様子を見て行きます。
ただ、その他精度を上げるための様々な処置がとられます。
自己タイミング法との違い
自己タイミング法の違いと言えば、エコー検査と医師の的確な指導が受けられること。
当たり前ですが年中妊娠と向き合うお医者さんなので、周期的な事や判断は自分の体を見てる自分自身より上。
安心して指示に従って活動が出来ます。
また、エコー検査で卵の成長と内膜の状態を確認するので、
排卵しているかしていないかというの判断も目視でできます。
クリニックでのタイミング法のメリットデメリット
クリニックでタイミング指導を受ける場合のメリットとデメリットについてご案内します🐰
メリット
- 的確な医師の指導が受けられる
- エコーで卵の状況が把握できる
- 中々排卵しない時は、対応してくれる。
デメリット
- 時間がかかる(待ち時間が長いので3時間かかるとかザラ)
- 費用が掛かる(エコーに1回¥2000位~×2-3回/月)
- 自分のペースで出来ない
- 家族以外に下半身を見られる
それでもより精度を上げたい人に
通うのが面倒ですが、卵の状況や排卵日の測定が自己タイミングよりは正確です。
中々卵子が出てこない周期だってあり、もう卵も育ってるのに出ないねって時は対応してくれる事もあります。(病院によりますが)
妊活をゆったり進めてられない!
いち早く授かりたい!
という人は1周期でも早くクリニックに行くのがオススメです。
繰り返しになりますが35過ぎているようなら不妊治療専門医に突撃しても良いと思います。
どちらもやってみて思った事
アヤセも最初自己タイミングを行っていました。
と言っても、今回説明したのよりずっといい加減な感じでした。
その後、1年経ってもうまくいかなかったのでクリニックに通いましたが💦
いい加減なことをせずに
最初からクリニックに行っておけば良かったな
って思いました。
急げ!歳を負うごとに下がる妊娠率
アヤセが妊活を意識したのは35の時。
悲しい事に妊娠率って35歳40歳を節目にガクッと下がっていきます。
20代からの妊活ならもしかしたら自己タイミング法からゆっくり始めても良かったろうなとは思いますが、30過ぎたら即医者の指導を受けるべきと痛感しています。
アヤセ