妊活を始めるにあたり、
個人的に家庭内で妊活を始める場合と、クリニックに飛び込む場合とあると思います。
クリニックに通う事で、妊娠しやすいかそうではないのか、初期の疾患などもチェックする機会が増えるので、相談だけでも行ってみる事がオススメです。
今回はクリニックに飛び込んだ場合に行う事とそのメリットについてご案内致します。
ご案内する内容はアヤセがクリニックに訪れた際に聞いたことや行った事です。
クリニックによって内容が違う事もございますので、予めご了承くださいませ。
はじめての妊活!クリニックに行ってみた
医師の指導でより確実な妊活を行うべく、自宅から通える圏内の婦人科に行ってきました。
「産婦人科」と「婦人科」の名前を良く耳にすると思いますが「産科」があるかどうかの違いなのでどちらに行っても大丈夫です。
※授かっている人を見たくない!と言う人は、婦人科の方がオススメ!
※但し、授かった場合は改めて出産のベッドを確保するために「産科」を探す必要があります。
こんな人は特に!婦人科へ行ってみて。
自己タイミング法でなかなか出来ないなと言う人、結婚して1年以上経つし夜は仲良しなのに子供が出来ない人はお医者さんの指示に従うのがオススメです。
アヤセも自己タイミング法(メチャクチャだったけど)で成果が無かったので。
婦人科に通う事で、医師の指導により確実な妊活を行えると見込んで行ってきました。
婦人科で行えるスクリーニング等と不妊検査
婦人科へ掛かる際は『初診です』と病院へ連絡すれば大丈夫です。
「そろそろ子どもを考えていまして」
「ご指導いただきたい」
という旨を伝えたら医師の指導による妊活がスタートします。
院によって初診予約は不可の所もあるので選んだ病院に一度お問い合わせを
婦人科で行える初期検査
はじめて婦人科へ掛かる場合、
妊娠に向けて様々なチェックを行います。
- 超音波検査
- ホルモン検査各種
- 精液検査
- ヒューナー検査
- 子宮卵管造影検査
- クラミジア検査等各種感染症検査
- 風疹検査
院によって順番や期間は違いますが、
細かい検査要綱や詳細は省きますがおおよそ上記のような検査を行います。
妊娠は体の様々なホルモンバランスと条件によって可能になります。
体の状況はホルモンバランスは人によって様々なので、先ずはチェックする事から始まります。
アヤセがクリニックに通う事で発覚した問題
アヤセがクリニックに通う事で以下の3つの問題が発覚しました。
- 高プロラクチン血症(卵子排出を阻害)
- 卵管捻転
- 精子無力症
1.高プロラクチン血症
高プロラクチン血症は、卵子排出を阻害するホルモンが異常に出ている疾患。
生理中に行う血液検査でアヤセにはコレがあることが発覚しました。
これでは卵子が育っても、排卵していない・・・なんてことも。
2.右卵管捻転
妊娠に大切な卵子、
卵巣で育ち、卵管を通って子宮へ移動する働きをしますが💦
卵管造影検査をする事で、左右あるうちの右の卵管が捻転して詰まっていることが発覚しました。
卵子が子宮まで出てこられないと、自然妊娠は成立できません。
アヤセは少なくとも確率が半分であることがわかりました。
3.精子無力症
精子無力症は精子の量や濃度、数は正常にあるけれど精子自体の運動率が悪い症状の事を指しています。
精液検査を行う事で発覚しました。
夫の精子は運動率が低いうえに、正常形態率も低く、妊娠する確率が低いという事がわかりました。
その他やっておいた方が良いチェック
婦人科では行いませんが、妊娠前にやっておいた方が良いチェックがあります。
- 胃カメラ検査
- 子宮頸がん検査
- 子宮がん検査
- 乳がん検査
- 歯科検診
自分でお医者さんを見つけるか、
場合によっては婦人科で行えたり紹介してもらえるので、詳しくは行った婦人科に確認してみると良いでしょう。
自分の体を知り未然にエラーを防ぐ大切さ
自己タイミング法などで自然に妊娠が出来る事は大変結構ですが、
胃カメラや癌のチェックは妊娠前に一度行う事をお勧めします。
妊娠中に発覚すると
すぐに治療できないからです。
妊娠中は胎児への影響を鑑みて、使える薬が限られてしまいます。
例えば妊娠中に頭痛がしても、いつも飲んでいるような頭痛薬は飲めません。
医師の判断に従って処方された薬を飲むことになります。
場合によってはお薬を出してもらえない事も。
妊娠中に虫歯が発覚しても、滅多なことでは治療できません。
基本的には妊婦に麻酔は使用してはいけないと、判断するお医者様は多いです。
そうなると、出産まで放置するか、最悪
麻酔無しで治療することになります。
そうなる前に、一連の検査を受けると安心して妊活に励むことができます。
妊娠後に癌が発覚!こんな例も
詳しくはお伝え出来ないのですが💦
アヤセの知人は妊娠後に癌が見つかってしまい、出産前まで治療が出来ませんでした。
母子への影響を鑑み、
出産ギリギリで決死の手術した・・・
なんてこともありました。
無事に全てが終わったので、書ける事ですが💦
最悪、命の選択に迫られる事もあります。
普段から、個別のがん検査人間ドッグなどの検査をしている人なら安心ですが、
妊娠前は特に念入りのチェックが大切です。
婦人科にかかることのメリット・デメリット
病院にかからず妊娠する事は可能だし、行かなかったからと何の問題もありません。
ですが妊活を始めるのが30を過ぎているのであれば、様々な体の疾患の可能性もあるので
できれば一度行ってみる事をお勧めします。
とはいえ、チェックには当たり前ですがお金と時間がかかります。
今後の人生計画やライフスタイルに合わせて、選んでみてください。
早めにチェックすることで、案外遠回りを避ける事が出来るかも??
※勿論、アヤセの様な問題があっても自然妊娠は可能です。可能性が100%より低いだけで・・・
行って良かった!
個人的な感想ですが、アヤセは婦人科に飛び込んで良かったと思います。
婦人科に行く前に1年ほど自分で頑張ってみましたが、結果が出ませんでした。
まさか自分たちが不妊体質だと知らずに、ただ先の見えない霧の中で路頭に迷っている気持ちで過ごしていました。
結果が出ない中、夫から妻に対して「お前に問題があるんじゃないか」等、
言ってはいけないような発言をされたこともあります。
ならばいっそ!医者の診断で明らかにしよう!
それで結果が得られるならいいじゃないか。
そう思って婦人科に飛び込みました。
結果的に問題が見つかり、その後不妊治療専門医に転院する事になりました。
1人で続けてたら、
もっと時間をかけて悩んでいたかなと思います。
ただ、細かく掘り下げると💦
35過ぎていたので、最初から不妊専門院に行っても良かったと思いますが・・・
とにかく、婦人科に行ってみて良かった、検査して良かったと思います。
これから妊活を始められる方も、遠回りの少ない活動が出来ますように。
アヤセ