妊娠中期になりまして、胃腸炎を2回ほどおこしましたがそれ以外は特に目立った体調不良も無く、穏やかに過ごしています。
さて妊娠中の検診で「糖負荷試験」と言うものがあり、通っているクリニックで「今度行いますので」と案内があったので受けてきました。
と言う事で今回はその
糖負荷試験
について体験を綴ります。
あくまでアヤセの1例ですが、参考になれば幸いです。
妊娠中期に行う糖負荷試験
糖負荷試験は「妊娠糖尿病」を起こしてないかチェックするために行います。
妊娠中は血糖値が上がりやすくなると言われていて、一時的に「妊娠糖尿病」を引き起こす人がいるそうで、それを調べるそうです。
特に妊娠週数が進むと血糖値が上がりやすくなるのだとか。
アヤセはこの検査を24週で受けてきました。アヤセはこんな感じで事前に血糖値検査があるよと案内がありました。
因みに、Twitterでフォロワーさんんから聞きましたがこの検査は、1回で終わるものもあればそうではないとこもあるそうです。
テストをどのように行うかはクリニック次第。アヤセはスクリーニングから受けましたが、加齢とともに出やすくなる傾向もあるそうで人によってはいきなり本検査になる人もおられるようですね。
行わない人もおられるようですが、ホント??
妊娠糖尿病になるとどうなるの
妊娠糖尿病になった場合、妊娠を続けるうえでデメリットがあります。
妊娠中の母体が高血糖になる事で、
母体だけでなく赤ちゃんへ合併症をもたらします。
一例として、赤ちゃんが巨大児になるという事例もあるとクリニックの先生に教えてもらいました。
その他、巨大児も含め以下の合併症の可能性があるそうです。
【母体への合併症】
- 帝王切開率の上昇
- 妊娠高血糖症候群
- 流産・早産率の上昇
- 羊水過多
- 感染症の併発(膀胱炎・腎孟腎炎 等
【赤ちゃんへの合併症】
- 巨大児(帝王切開率の上昇)
- 肩甲難産(お産の時に赤ちゃんの肩がひっかかり難産に)
- 子宮内胎児死亡
- 新生児低血糖
- 新生児抗ビリルビン血症、低カルシウム血症、呼吸窮迫症候群
- 小児~成人期肥満の原因
- 子どもの将来糖尿病の可能性
体質らしいですが、ならないに越したことはなさそうです。
また、「妊娠糖尿病」と判断された場合食事指導を受けるだけでなく人によっては入院の指示が出されることもあるのだとか。
いずれにしても、検査で引っかかっても適切な指導や処置を受けられるのでご安心を。
因みにこの情報はクリニックで聞いたものと、国立成育医療研究センターの情報から掲載しています。
詳しくは以下外部リンクをご覧頂くとわかりやすいと思います。
妊娠糖尿病スクリーニング検査
妊娠糖尿病を検査するにあたり、クリニックによるみたいですがスクリーニング検査が行われます。本検査に進む前に、スクリーニングを行って疑いがある人をあぶりだすというものみたいですね。
と言う事で、アヤセもこのスクリーニングから受けてきました。
検査方法とアヤセの結果
検査を行うにあたり、事前に「食事を摂らない」「どの手順で行うか」の案内書を貰いました。
ポンコツ妊婦にやさしい、いちいち書類をくれるありがたいクリニックです。
と言う事で、前日のPM9:00までに食事を済ませて朝食を抜いて・・・いざ検査です。
妊娠糖尿病のスクリーニング検査は以下の手順で行いました。
- 空腹時の採血
- 糖質負荷1時間後の採血
検査は朝食抜きの状態で朝早い時間に行います。
検査室に呼ばれ、先ずは空腹時の血液採取後に上の写真に写ってる50gの加糖ソーダ液を摂取。その1時間後にも採血を行いました。
この時に
- 随時血糖 95mg/dl以上
- 糖負荷後の血糖 140mg/dl以上
がスクリーニング陽性と判断されます。
【アヤセの結果】負荷後の数値が引っかかっとる―
いやー!!!
アヤセの家系では祖父が糖尿病を患っていた関係で、糖尿病については母から注意を受けていました。なので30年前から理由がない限りはジュースを飲まない等の対策はしてきたつもりなんですが・・・
体質でしょうね仕方ない、引っかかっちゃいました。
病院から電話がかかってきて、「次回の検診までにまた次の検査結果を出したいので来てください」と急遽呼び出されることに。
かかった費用
さて、かかって費用についてですが
¥14,000
くらいかかりました・・・
同時にインフルエンザの予防接種も受けていたので(^^;)たぶん負荷検査自体は1万円ちょっとくらいなのだと思います。
次までに行った事
次回は引っかかりたくない!
とのおもいで検索したりフォロワーさんに相談したりして、1個面白いnoteをオススメ戴いたので紹介しておきます🐰
えだまめさんのnote『糖負荷試験を、これから受けられる方へ』
妊娠糖尿病診断検査
2回目の検査に当たりますが、コチラが本検査です。
この2回目の検査に引っかかると「妊娠糖尿病」と判定されてしまうそうです。
さてこの時の手順と基準は以下の通り
- 空腹時の採血
- 糖質負荷1時間後の採血
- 糖質負荷2時間後の採血
- 随時血糖 95mg/dl以上
- 1時間後の血糖 180mg/dl以上
- 2時間後の血糖 153mg/dl以上
これに1つでも引っかかると「妊娠糖尿病」と判定されます。
2時間ごにも採血なので、スクリーニングより採血が1回多い感じですね。
この2回目の検査も、朝食抜きの状態で朝早い時間に行いました。
2回目検査方法とアヤセの結果
と言う事で、糖が75gに増やされて再試験です。
普段から清涼飲料水(砂糖水)飲まないようにしてるのに、精神的苦痛。
「クリニックまで40分歩いたんや!(わるあがき)お願いだからクリアしてください!」なんて、引っかからない事を願いながらこの甘い水を飲みほして採血。
因みに2回目の採血は①空腹時 ②飲用1時間後 ③更に1時間後と行うので、血管がビックリして3回目は全然違う所から採ることになっちゃいました。
1~2回採る程度なら血管太いのでドバドバ出るんですが、ビビって縮んだみたい。
この結果は次の診察で、と言われてこの日は帰宅です。
【アヤセの結果・・・】\( ‘ω’)/
1つも引っかからず終了しました。
あー、
めっちゃ怖かった!
看護師さんより説明を受けましたが「引っかかる人は最初から血糖値が高かったり、初期スクリーニングで既に180mg/dl以上出てしまう人」が多いので、アヤセのように147mg/dlと、ちょっとくらいはみ出た程度なら2回目には引っかかることはあまりないのだとか。
「結構初期スクリーニングに引っかかる人いるんですよね」とも言われたので💦もしかしたらスクリーニングの基準が厳し過ぎるのかもなんて思いました(^^;)
ここで引っかからなかったら、食事制限の必要も無いので「いつも通り食べて大丈夫ですよ」と案内を受けました。
なんだか釈放された気分!
かかった費用
さて、2回目の検査でかかった費用について。
コレはお医者さんから呼ばれてかかってるものなので
¥1,000
位で済みました。
2回目のものを先にやるともっとお金かかるからスクリーニングやるのかしら??
しくみはわかりませんが、2回も1万円超すような検査じゃなくて良かったなと思いました。
まとめ
今回は妊娠中期に行う糖負荷試験についての体験をご案内しました。
って、めっちゃビビりましたが・・・
普段から気を付けていたとしても、年齢や体質によって出てくる場合もあるし引っかかったからとすぐに赤ちゃんに影響するわけでもなく、手厚く指導が入るのですぐに心配する必要な無いかなと思います。
妊娠糖尿病は一時的なものなので、産後は治る傾向にあるそうです。長い目で見て糖尿病のになる可能性は秘めているようですが、それも医師の指導にしたがって日頃からケアしていれば心配はいらないかなと。
そんなところで、このお話はここまで。
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