不妊治療って何から始めたらいい??
って思う方、いらっしゃいますよね。
アヤセもそうでした。
今回はアヤセがなんちゃって妊活を始めてから婦人科に通い、不妊専門院に転院するまでの11ヵ月をご案内したいと思います。
このお話は普通の婦人科での
タイミング指導の流れの1例
として、参考になれば幸いです。
まぁ、結論としては35過ぎて妊活をするなら
最初から不妊専門院に突撃しても良かった!
って思ってます。
妊活で遠回りしないために
妊活をするにあたって、
目的は「妊娠」
妊活は
自分の体を知り正しい知識を以て臨むこと
が目的達成までの近道だと思います。
アヤセは35から妊活を意識したのですが、何となくで始めてしまい、気付けば37歳。
とても遠回りをしたと思っています。
先に結論から申し上げると、
「妊活を始めるならさっさとクリニックに突撃すべき!」
「35過ぎてから妊活を始めるなら不妊治療専門院から始めてもいい!!」
と、思っています。
※まぁ、個人的な見解ですが。
今回は、遠回りをしてしまったアヤセの残念な経緯について
順を追ってご案内して行きます。
「普通の婦人科はこんな流れと言う一例」
「アヤセが不妊治療専門院に行った経緯」
を、参考として見て頂ければ幸いです。
アヤセの遠回り妊活の流れ
アヤセの2020年4月までの妊活の流れをざっくり説明すると
- 何となくタイミングを取ってみる
- 全然ダメだったので婦人科に通う
- 不妊体質が発覚したので専門院へ転院
と、こんな感じ。
1つの段階ごとに1年近くの時間を過ごしてしまったので
約3年もの時間を費やしてしまいました。
※①の何となくタイミングはやって無いようなものなので、クリニックに通ってからは約1年と数カ月ほどですが。
1.何となくタイミングを取ってみる
アヤセは最初クリニックに行くことに勇気が必要だったので、病院には行かずに
何とな~く「妊活をしてる」って雰囲気から始めました。
取った方法は、タイミング法。
排卵が来たっぽい日に、夜仲良くなるだけ。
ただそれだけ。
排卵と言っても、基礎体温を調べるわけでもなく
まぁ生理来てから2週間くらいでいっか
位のもので、本当に
やってるとは言えないようないい加減なもの。
その日以外は一切仲良しにならないので、
そりゃ妊娠しませんよね💦
まぁそのころから夫もサプリを飲み始めたりと日常の栄養面で気を付けるようになったので、厳密にいうと「それだけ」ではないのだけれど・・・。
立ちはだかるレスという壁
因みにアヤセは29で結婚していて、当時は2人ともあまりお金が無かったのでがむしゃらに働き、気が付けば妊活は後回しにしてしまっていたんです。
3年でレスになってしまいました。
それで、いざ妊活を始めよう!ってなった時に”夫が勃たない(ED)” ”アヤセは痛い”で
夜の仲良し行為が全然できず、困っていました。
今日!って決めた日しかしなかったので確率も更に低かったと思います。
自己タイミングをするにしても、
正しい排卵知識が必要だったと、後で知りました。
とほほ・・・
夫からは
「お前に魅力が無いから」とか
「俺が勃しないのはお前が昔拒否したからだ」とか
「俺はこんなに苦しんでるのに、お前は冷たい」とか
「昔の女たちの方が俺はちゃんとできたのに!!」とか
暴言と暴力もあったので、家庭によっては最悪の結論に至るような地獄の日々でした。
正直そんなことを言われて、暴力も受けたのに
優しく抱きしめる女性ってどこにいるんだろうね・・・。
この話はまたいつか。
2.全然ダメだったので婦人科に通う
と言う事でそんな経緯から、
36歳にもなろうという歳に
あかん!
なんも知らないのもあかん!
とにかく全部あかーん!!
と思い立ち、
婦人科を探して乗り込みました。
医師の指導で活動を始めれば、今までよりはマシになるだろう。
そうも思いました。
病院に行った理由は他にもあって
私に原因があるかどうか白黒はっきりさせよう!
暴言を言うならそのあとにしてくれ!!
と、そんな感じで。
因みに、婦人科の探し方なんですが
34歳、36歳で自治体から来た「子宮頸がん検診」のはがきに記載されていたリストから選びました。
子宮頸がん検診のついでに妊活の相談をしちゃおう!と。
結果的に、遠回りになりますが💦
ココから11ヵ月の、成果の出ない妊活が始まります。
普通婦人科で行った妊活はこんな感じ
普通の婦人科に通い「妊活したい」と伝え、
「じゃぁ次回から来なさい」との指導を受けたので、指導通り始める事に。
流れはざっくりこんな感じ
4月:妊活相談 健康診断 基礎体温等初期装備の指導
5月:タイミング指導 血液検査
6月:タイミング指導 血液検査
7月:タイミング指導 投薬開始
8月:帰省の為中断
9月:タイミング指導
10月:タイミング指導 精液検査 注射
11月:タイミング指導 精液検査結果 注射
12月:タイミング指導 注射
1月:帰省の都合でお薬の処方のみ。
2月:卵管造影検査 タイミング指導 注射 転院を決意
お医者さんによって指導は様々なので、あくまでも参考に見て下さい。
普通の婦人科で行ったことは「タイミング指導」と「スクリーニング検査」
体やお財布への負担が少ない指導から始まりました。
スクリーニングによって浮き出る不妊問題
クリニックに通う事で行う妊活は、「確率の高いタイミング指導」の他に
疾患をあらかじめ探す「スクリーニング検査」が行われます。
基本的に6ヵ月過ぎるまでは、アヤセの「スクリーニング検査」と「タイミング指導」が主で、その後に夫の「精液検査」や「卵管造影検査」が入ってきました。
高プロラクチン血症
最初のスクリーニング検査で、アヤセの体は
「高プロラクチン血症」という
排卵を阻害するホルモンがガンガン出てる症状が発覚したので投薬を始めています。
ただ、検査に手違いがあって最初ちゃんとした結果が出なかったのと💦今まで生理は問題なく来ているのもアリ、私はこの結果を信じていません。新しい病院で再度検査予定です。
排卵しなきゃ妊娠しませんからね。
因みにコレはお薬で何とかなります。
精液機能障害
夫の精液検査で「精液の機能障害」の診断が下されました。
精子の「量」や「濃さ」は問題なかったみたいですが、「活動率」「正常形態率」が良くなかったです。
転院後も、結果がわからなくて再検査中です。
サプリなどで改善するようです・・・
卵管狭窄
2月に行った『子宮卵管造影検査』で
良くない結果が出ました。
卵管造影検査は、子宮と卵管が正常な状態であるか、形や詰まりなどをチェックするもので、専用の機材や溶剤を使用します。
コレね、噂で
「正常な人はあまり痛くない」
「問題がある人は痛い」
と聞いていました。
謎の「自分は大丈夫だろう」位の気持ちで臨んだら・・・
(ノД`)・゜・。めっちゃ痛っ!!!
重い生理痛が急にどさー!!!!と来たかの
とにかく圧が痛い!!
痛い!!
本当にハーハー息を吐きながら
「痛いんですけど・・・」って伝えながらチェックしました。
大丈夫じゃなかったです(笑)
結果については、
「卵管のどちらかが詰まっているかもしれない」
「どちらかが詰まっているかわからない」
「どちらも詰まっているかもしれない、もしくは狭いか」
「もしかしたら若い頃知内膜症になっていたのかもしれない」
「このまま妊娠すると子宮外妊娠になるかもしれない」
「結果の紙ね、もう廃版になっていて印刷できないから出せないよ」
と伝えられました。
とにかく、卵管の状態が悪くて排卵していないかもしれないとの事。
詳細についてはまた今度。
3.体外受精を検討!提案された病院へ転院
この結果をもとに、自然妊娠は子宮まで排卵していないと出来ないので💦
「体外受精」に進むことを提案されました。
体外受精を扱う不妊治療専門院については
の3つを提案されました。
・・・うち2つは長年やっているクリニックですね。
※アヤセの住まいが都区内なのでこのチョイスです。
もう37歳になったところだったので、のんびりしていられないなと思い
この日の帰りに病院を選び「体外受精説明会」の予約を入れました。
思い返すと勿体ない11ヵ月
仕方が無いのですが、「11ヵ月もかけて不妊体質がわかりました。」
何か月か普通の「タイミング療法」を取りましたが、
妊娠の確率低いのに
知らずに無駄な努力し続けていた
ようなので、悲しくなりました。
この後、不妊治療専門院に行きますがなんと
11カ月かけて行った検査の殆どを1ヵ月で終わらせました。
スピード感が違います。
何もわからないまま、自己タイミングや普通婦人科に通った約2年。
凄く勿体ないなと思いました。
なのでもう一度言いますが、
結論としては35過ぎて妊活をするなら
最初から不妊専門院に突撃しても良かった!
本当にそう思います。
自分は大丈夫
なんてことはありません!
女性の妊娠は、20代をピークにして35から40からと、どっと確率が落ちて行きます。
35をとっくに過ぎてしまったアヤセは、残った時間を焦りながら活動することになります💦
本当、遠回りしてしまったなと思っています。
これから妊活を始める人におかれましては、遠回りのないよう
健やかな妊活が出来ますよう心より祈っています。
11ヵ月とお世話になった院についての本音
お世話になった普通の婦人科について。
何も間違った指導は無かったと思うし💦思いたい。
「こんなに時間をかけてから不妊だなんて!そりゃないよ!!」とは思いますが、
それも普通の婦人科だから仕方がないなと思います。
不妊専門院は妊娠についての取り扱い方が違うので、スピード感が違って当然です。
そしてたぶん、今になってアヤセは「最初から専門院へ行った方が良い」と言っていますが、アヤセ自身はお医者さんを探した当時に「最初から不妊治療専門院に行けたか」どうかと考えると、行けなかったと思います。
そんな勇気ありませんし、どうかすると夫から「俺が不妊体質と疑っているのか!?」と怒られていたかもしれません。
このなんちゃって妊活とクリニックに通い苦労した11ヵ月という段階があるから
「夫の理解」が得られ、結局不妊専門院には2人同席で来院できたものと思います。
でも、
でもやっぱり
11ヵ月もかけてそりゃないよ~(;´Д`)
とは思ってしまいました。
子宮卵管造影がこのタイミングで本当に良かったのか?と言うのはともかくとして
機材が古いから結果が出せない
卵管に異常があるかもしれないが確実なことはわからない
この2つがどうしても納得行きませんでした。
先生は信用していますが多分、妊活を頼るお医者さんを間違えたんだとは思います。
口コミで「卵管造影の設備が古いです」とは書いていませんでした💦
でもこういうのって、きっとアヤセみたいに転院しないとわからないでしょう。
お医者さんに言われるまま受けてる妊活はきっと間違ってるんだ。
しっかり、何をしてもらってどのように進んでいるか自覚しないといけない。
そう思い
新しい病院で「アヤセが以前の子宮卵管造影でどのような種類の検査を受けていたのか、第三者として意見が欲しいと」相談をし、以下のようにお返事をいただきました。
子宮卵管造影の検査は3つの方法があり「①レントゲン&造影剤」「②通水&エコー」「③(あまり使われていないが)ガス式」です。
最近は、鮮明に見えてより確かな判断が出来る「レントゲン&造影剤」を使った検査をするだろうし、当院でもそのようにしてます。
お話を聞いただけの判断ですが、おそらく「②通水&エコー」でやられたのだと思います。
※あくまでもアヤセの見た状況をお伝えして、お話を聞いて他院が判断されたことなので、実のところはわかりません。
通っていた普通の婦人科について、基本的には正常な子宮と卵管を持っている人が多いので古い機材でも問題なかったのでしょう。
機材の用意についてどれほどのものがあるかわからないので文句はありませんが、
機材が古いお医者さんを選んでしまった事
ただ ただ残念です。
通っていた普通の婦人科の先生は穏やかで、毎度丁寧に説明してくれました。
順番待ちで3時間くらいかかる日もあったけれど、病院自体を悪く言う気はありません。
お世話になりましたし、今後も子宮頸がん検査でお世話になると思います。
因みに・・・
基本的な検査をする場合他院に移っても良いのですが、口コミが酷すぎて選ばなかった院が多いので💦
いやもう、仕方ない。
子宮卵管造影テスト2回目の結果
結局転院したので、スクリーニングやり直ししました。
スクリーニング検査の総額は約5万円位かかります。
子宮卵管造影検査も勿論即、行いました。
結果は
子宮:正常
右卵管:捻転
左卵管:正常
の判断となり、レントゲン写真も貰えました。
卵管の片方は全く無事でした!
左は使えるので、高価な体外受精をする前に、
左の卵巣から排出する時期に受精のタイミングを取ったり、人工授精AIHをする運びになりました。
妊活で遠回りしないために
繰り返しになりますが妊活をするにあたって、
目的は「妊娠」
妊活は
自分の体を知り正しい知識を以て臨むこと
が目的達成までの近道だと思います。
アヤセのように遠回りをしない様、
「妊活を始めるならさっさとクリニックに突撃すべき!」
「35過ぎてから妊活を始めるなら不妊治療専門院から始めてもいい!!」
と、思っています。
そして皆様の健やかな妊活ライフを祈っています。
アヤセ